「VPN」の版間の差分

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(相違点なし)

2022年10月7日 (金) 13:41時点における版

そもそもVPNとは?

「VPN」は「Virtual Private Network」の略で、日本語では「仮想専用線」と呼ばれます。 送信側、受信側にそれぞれに設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです(「トンネリング」)。 また、通信時には正規の利用者であることを確認するために認証を行う、万一トンネルに侵入された場合に備えて通信内容は暗号化して送信する、などの技術を併せて採用することで、さらに通信の安全性を高めています。 これらの技術により、拠点間をいわば仮想の専用線で結び、安全に情報をやり取りすることができるわけです。

VPNのメリット

通信を暗号化できるため、安全に通信ができる

VPNは、セキュアなアクセスをするために必要なトンネリング技術や通信情報の暗号化など、セキュリティを意識したネットワーク構造になっています。 そのため、リモートワークなど離れた場所から、社内サーバーやシステムへ安全にアクセスできます。

低コストで拠点間通信が可能

VPNは、自社と拠点間の通信しかできない専用線と違い、拠点間同士でもセキュアな通信をすることができます。 また、構築や維持費がかかる専用線と違い、VPNは仮想ネットワークを利用するので、運用コストが安くなります。 また、ルーターも安価な製品が多いので初期費用を抑えられます。

VPNのデメリット

情報漏洩がゼロとはいえない

VPNの種類によっては、セキュリティのレベルに差があるため、情報漏洩のリスクが完全に無いとはいえません。特にVPNの初期設定を誤ってしまうと、DNSやIP漏洩に繋がってしまう可能性があります。 セキュリティを意識しながら、設定を行いましょう。

通信速度が遅くなることもある

VPNの中でも、公衆回線を利用するインターネットVPNは通信速度が一定ではないというデメリットが挙げられます。これは時間帯によって変動するため、ある一定の時間になると通信速度が低下する可能性があります。


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