「Open Jane」の版間の差分

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(ページの作成:「'''[https://osdn.net/projects/jane/ Open Jane]'''とは、改造版Janeのひとつ。JaneJane_testJaneSyrupをベースとする。「Open」を謳うが、後述の理由により自由なオープンソースソフトウェア(FLOSS)ではない。 ==概要== 発表以降、多くの改造版のベースとなった改造版であり、2023年現在に改造版Janeとして有名なJaneStyle<ref>v2.00からJane Lovelyベースに変…」)
(相違点なし)

2023年8月31日 (木) 23:46時点における版

Open Janeとは、改造版Janeのひとつ。JaneJane_testJaneSyrupをベースとする。「Open」を謳うが、後述の理由により自由なオープンソースソフトウェア(FLOSS)ではない。

概要

発表以降、多くの改造版のベースとなった改造版であり、2023年現在に改造版Janeとして有名なJaneStyle[1]JaneXenoJane ViewはすべてOpen Janeをベースにしている。

2006年より開発が途絶している。

ライセンス

改変部分のライセンスについてもJane License version 1.2に準ずるものとします。[2]とある。

Jane License version 1.2の全文は以下。

Janeはフリーソフトウェアです。

このソフトウェアを使用したことに起因する結果については、明示的にも暗黙にも一切保証しません。

人に迷惑をかけたりしない範囲でご自由にお使いください。変更、再配布、他ソフトウェアへの組込も自由です。

人に迷惑をかけたりしない範囲でご自由にお使いください。の一節をもって、このライセンスは非FLOSSライセンスと断言でき、さらには後述の理由から、ソフトウェア全体にこのライセンスの効力を発揮できるおそれがあるため、Open Janeは非FLOSSである。

なぜ「非FLOSSライセンス」なのか?

迷惑の範囲が極めて曖昧であり、また利用者の範囲を制限するともとれる[3]からである。利用者の範囲を制限することはFSFの第零の自由、OSIの第5条に抵触し、一般的にFLOSSライセンスとして認められない。

同様の例で最も有名なのは、データ交換形式の事実上標準であるJSONの仕様を載せているサイト上に存在し、名前的にもJSONという規格全体にかかっているように見受けられるJSON Licenseで、The Software shall be used for Good, not Evil.という文言があったことが問題になり、最終的に「(隠しページみたいなもんやったし)公式が勝手に言ってるだけだからセーフ」理論で有耶無耶にされた[4]。しかし、Open Janeは改変部分のライセンスについてもJane License version 1.2に準ずるものとします。と明言されており、このバグ技が通用しない。

脚注

  1. v2.00からJane Lovelyベースに変更。
  2. https://osdn.net/projects/jane/docs/License/ja/2/License.html
  3. 一例として、「このソフトウェアが存在するだけで迷惑する人」がいることを考慮していない。現実的に考えても、先を詭弁として、レスバトル用の武器として持ち出し、荒らし回り、ソフトウェアの話題を出すことをタブー化させれば、「このソフトウェアが存在するだけで迷惑する人」を疑似的に作り出せる。
  4. 他にバグ技を発動されたライセンスには、2023年現在、源ノ角ゴシックなどに使われているSIL Open Font License 1.1がある。