AdGuard for Androidの記述を微修正と。Chromeに関する項目を追加。
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三男wiki>一反もめん (AdGuard for Androidの記述を微修正と。Chromeに関する項目を追加。) |
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キプロスのAdGuard社製アプリケーションで、root権限なしでAndroidのブラウザ及びその他アプリケーションの広告をブロックできる<ref name="adgdoro">[https://adguard.com/ja/adguard-android/overview.html 本格的にAndroidで広告をブロックするのは【AdGuard】]. AdGuard. 2022年8月22日閲覧。</ref>。基本的な機能は無料で使用でき、十分に広告やトラッカーをブロックするが、より高度にブロックする場合はライセンスをアクティベーションする必要がある。{{有料版の機能を詳細に}}。また、Androidの開発企業であり広告企業でもあるGoogleの方針によりPlayStoreで配布されているAdGuardアプリケーションは大幅に機能が削られているため、[https://adguard.com/ja/adguard-android/overview.html AdGuard公式サイト]よりapkファイルを入手してインストールする事を推奨する。 | キプロスのAdGuard社製アプリケーションで、root権限なしでAndroidのブラウザ及びその他アプリケーションの広告をブロックできる<ref name="adgdoro">[https://adguard.com/ja/adguard-android/overview.html 本格的にAndroidで広告をブロックするのは【AdGuard】]. AdGuard. 2022年8月22日閲覧。</ref>。基本的な機能は無料で使用でき、十分に広告やトラッカーをブロックするが、より高度にブロックする場合はライセンスをアクティベーションする必要がある。{{有料版の機能を詳細に}}。また、Androidの開発企業であり広告企業でもあるGoogleの方針によりPlayStoreで配布されているAdGuardアプリケーションは大幅に機能が削られているため、[https://adguard.com/ja/adguard-android/overview.html AdGuard公式サイト]よりapkファイルを入手してインストールする事を推奨する。 | ||
2022年のロシアによるウクライナ進行を受け、AdGuard社は2009年にロシア・モスクワで設立された<ref name="abuotadg">[https://adguard.com/en/blog/official-response-to-setapp.html Official response from AdGuard to SetApp allegations - AdGuard Blog]. Andrey Meshkov. (2022年3月10日)2022年8月22日閲覧。</ref> | 2022年のロシアによるウクライナ進行を受け、AdGuard社は2009年にロシア・モスクワで設立された<ref name="abuotadg">[https://adguard.com/en/blog/official-response-to-setapp.html Official response from AdGuard to SetApp allegations - AdGuard Blog]. Andrey Meshkov. (2022年3月10日)2022年8月22日閲覧。</ref>事から当社製品を使用することに対して懸念の声がユーザーから上がった。しかし、現在同社はEU法の下で事業を行うために本社をキプロスに移しており<ref name="abuotadg" />、ウクライナを含む世界の他の地域にもAdGuard社で働いている従業員がいる多国籍企業であるため<ref name="abuotadg" />、ロシアに対して非難の声を上げている<ref name="abuotadg" />。 | ||
==== NetGuard ==== | ==== NetGuard ==== | ||
オランダのMarcel Bokhorst氏によって開発された100%オープンソースのAndroid専用でroot権限なしで動作するファイヤーウォールアプリケーション<ref name="ntgtop">[https://netguard.me/ NetGuard]. Marcel Bokhorst. 2022年8月23日閲覧。</ref>。ファイヤーウォールアプリケーションを謳っているが、フィルタリストをインポートすることにより広告とトラッカーをブロックできる<ref name="ntgadb">[https://android.gadgethacks.com/how-to/enable-netguards-hidden-ad-blocking-feature-your-android-phone-0176386/ Enable NetGuard's Hidden Ad-Blocking Feature on Your Android Phone - GADGET HACKS]. Amboy Manal. (2017年5月18日)2022年8月23日閲覧。</ref>。開発者に寄付することにより恒久的なプロ版ライセンスを取得でき、プロ版にアップグレードを行うことにより全ての機能がアンロックされる<ref name="ntgtop" />。 | オランダのMarcel Bokhorst氏によって開発された100%オープンソースのAndroid専用でroot権限なしで動作するファイヤーウォールアプリケーション<ref name="ntgtop">[https://netguard.me/ NetGuard]. Marcel Bokhorst. 2022年8月23日閲覧。</ref>。ファイヤーウォールアプリケーションを謳っているが、フィルタリストをインポートすることにより広告とトラッカーをブロックできる<ref name="ntgadb">[https://android.gadgethacks.com/how-to/enable-netguards-hidden-ad-blocking-feature-your-android-phone-0176386/ Enable NetGuard's Hidden Ad-Blocking Feature on Your Android Phone - GADGET HACKS]. Amboy Manal. (2017年5月18日)2022年8月23日閲覧。</ref>。開発者に寄付することにより恒久的なプロ版ライセンスを取得でき、プロ版にアップグレードを行うことにより全ての機能がアンロックされる<ref name="ntgtop" />。 | ||
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===AdGuard日本語フィルタ=== | ===AdGuard日本語フィルタ=== | ||
AdGuardによって作成、管理されている<ref name="adgjap">[https://github.com/AdguardTeam/AdguardFilters/tree/master/JapaneseFilter/sections <nowiki>AdguardFilters/JapaneseFilter/sections/</nowiki>]. AdguardTeam . 2022年8月23日閲覧。</ref>オープンソースの日本向けフィルタである。スマートフォンでの使用にお勧めする。AdGurdアプリケーションではワンタップでインポートできる。 | AdGuardによって作成、管理されている<ref name="adgjap">[https://github.com/AdguardTeam/AdguardFilters/tree/master/JapaneseFilter/sections <nowiki>AdguardFilters/JapaneseFilter/sections/</nowiki>]. AdguardTeam . 2022年8月23日閲覧。</ref>オープンソースの日本向けフィルタである。スマートフォンでの使用にお勧めする。AdGurdアプリケーションではワンタップでインポートできる。 | ||
==Google Chromeにおける広告ブロック拡張機能の制限== | |||
拡張機能はChromeの利便性を大きく向上させる一方で、セキュリティの低下や不正なアフィリエイトコードの挿入といった被害をもたらすこともあるため、Googleは2023年1月を目途に拡張機能の動作を制限するManifest V3への移行を進めている<ref name="gigazine">[https://gigazine.net/news/20220901-adguard-mv3/ AdGuardが世界初となるChromeの「Manifest V3」対応版広告ブロッカー「AdGuard Browser extension V3」をリリース - Gigazine]. log1l_ks. (2022年9月1日)2022年9月1日閲覧。</ref>。それを受け、AdGuardは8月30日に公式ブログを更新しManifest V3に対応した世界初の広告ブロッカーである「AdGuard Browser extension V3」をリリースしたことを発表したが、ユーザーが追加できる独自のルールには5000件の制限がありManifest V2時代のコンテンツブロッカーと比べるとあまり強力ではない可能性がある<ref name="gigazine" />。 | |||
GoogleがChromeの広告ブロッカーを削除しようとする一方で、他社はより優れたプライバシーや、広告ブロックシステムを統合したブラウザを提供することに注力している<ref name="TNN">[https://www.technationnews.com/apps-games/apps/chrome-to-ban-adblock/ Chrome to ban AdBlock - TECH NATION NEWS]. Newsroom. (2022年8月26日)2022年9月1日閲覧。</ref>ため、広告は絶対に許せないChromeユーザーは、年内に他のブラウザに乗り換える事をお勧めする。 | |||
==注記== | ==注記== | ||
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