「広告ブロック」の版間の差分

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(AdGuard for Androidの記述を微修正と。Chromeに関する項目を追加。)
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[[Category:嫌儲思想]]
[[Category:嫌儲思想]][[Category:ネットワークセキュリティ]]
 広告ブロックとは訪問したサイトから広告を削除するために特別に開発されたソフトウェアを用いて広告を非表示にする行為を指す<ref name="what-is-adb">[https://proprivacy.com/adblocker/guides/what-is-adblocker What is an Ad-Blocker - ProPrivasy]. River Hart. (2022年8月16日)2022年8月21日閲覧。</ref>。そのようなツールは広告ブロッカー、またはアドブロッカーと呼ばれ、インストールが簡単で、ブラウザー拡張機能として利用でき、ほぼすべてのデバイスとプラットフォームに互換性がある<ref name="what-is-adb" />。
 広告ブロックとは訪問したサイトから広告を削除するために特別に開発されたソフトウェアを用いて広告を非表示にする行為を指す<ref name="what-is-adb">[https://proprivacy.com/adblocker/guides/what-is-adblocker What is an Ad-Blocker - ProPrivasy]. River Hart. (2022年8月16日)2022年8月21日閲覧。</ref>。そのようなツールは広告ブロッカー、またはアドブロッカーと呼ばれ、インストールが簡単で、ブラウザー拡張機能として利用でき、ほぼすべてのデバイスとプラットフォームに互換性がある<ref name="what-is-adb" />。
==概要==
==概要==
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 AdGuardによって作成、管理されている<ref name="adgjap">[https://github.com/AdguardTeam/AdguardFilters/tree/master/JapaneseFilter/sections <nowiki>AdguardFilters/JapaneseFilter/sections/</nowiki>]. AdguardTeam . 2022年8月23日閲覧。</ref>オープンソースの日本向けフィルタである。スマートフォンでの使用にお勧めする。AdGurdアプリケーションではワンタップでインポートできる。
 AdGuardによって作成、管理されている<ref name="adgjap">[https://github.com/AdguardTeam/AdguardFilters/tree/master/JapaneseFilter/sections <nowiki>AdguardFilters/JapaneseFilter/sections/</nowiki>]. AdguardTeam . 2022年8月23日閲覧。</ref>オープンソースの日本向けフィルタである。スマートフォンでの使用にお勧めする。AdGurdアプリケーションではワンタップでインポートできる。
==Google Chromeにおける広告ブロック拡張機能の制限==
==Google Chromeにおける広告ブロック拡張機能の制限==
 拡張機能はChromeの利便性を大きく向上させる一方で、セキュリティの低下や不正なアフィリエイトコードの挿入といった被害をもたらすこともあるため、Googleは2023年1月を目途に拡張機能の動作を制限するManifest V3への移行を進めている<ref name="gigazine">[https://gigazine.net/news/20220901-adguard-mv3/ AdGuardが世界初となるChromeの「Manifest V3」対応版広告ブロッカー「AdGuard Browser extension V3」をリリース - Gigazine]. log1l_ks. (2022年9月1日)2022年9月1日閲覧。</ref>。それを受け、AdGuardは8月30日に公式ブログを更新しManifest V3に対応した世界初の広告ブロッカーである「AdGuard Browser extension V3」をリリースしたことを発表したが、ユーザーが追加できる独自のルールには5000件の制限がありManifest V2時代のコンテンツブロッカーと比べるとあまり強力ではない可能性がある<ref name="gigazine" />。
 拡張機能はChromeの利便性を大きく向上させる一方で、セキュリティの低下や不正なアフィリエイトコードの挿入といった被害をもたらすこともあるため、Googleは2023年1月を目途に拡張機能の動作を制限するManifest V3への移行を進めている<ref name="gigazine">[https://gigazine.net/news/20220901-adguard-mv3/ AdGuardが世界初となるChromeの「Manifest V3」対応版広告ブロッカー「AdGuard Browser extension V3」をリリース - Gigazine]. log1l_ks. (2022年9月1日)2022年9月1日閲覧。</ref>。それを受け、AdGuardは8月30日に公式ブログを更新しManifest V3に対応した世界初の広告ブロッカーである「AdGuard Browser extension V3」をリリースしたことを発表したが、ユーザーが追加できる独自のルールには5000件の制限がありManifest V2時代のコンテンツブロッカーと比べるとあまり強力ではない可能性がある<ref name="gigazine" />。9月にはuBlock Originの開発者であるRaymond Hill氏により、Manifest v3に対応したuBlock Origin Minus(現在はuBlock Origin Liteと言う)が発表された<ref name="uboLite">[https://www.ghacks.net/2022/09/09/ublock-origin-minus-an-experimental-manifest-v3-compatible-extension/ uBlock Origin Minus: an experimental Manifest v3 compatible extension - ghacks.net]. Martin Brinkmann. (2022年9月9日)2022年10月10日閲覧。</ref>。こちらもAdGuardと同様に、Manifest V2時代と比べると特定の機能がサポートされない<ref name="uboLite" />。


 GoogleがChromeの広告ブロッカーを削除しようとする一方で、他社はより優れたプライバシーや、広告ブロックシステムを統合したブラウザを提供することに注力している<ref name="TNN">[https://www.technationnews.com/apps-games/apps/chrome-to-ban-adblock/ Chrome to ban AdBlock - TECH NATION NEWS].  Newsroom. (2022年8月26日)2022年9月1日閲覧。</ref>ため、広告は絶対に許せないChromeユーザーは、年内に他のブラウザに乗り換える事をお勧めする。
 GoogleがChromeの広告ブロッカーを削除しようとする一方で、他社はより優れたプライバシーや、広告ブロックシステムを統合したブラウザを提供することに注力している<ref name="TNN">[https://www.technationnews.com/apps-games/apps/chrome-to-ban-adblock/ Chrome to ban AdBlock - TECH NATION NEWS].  Newsroom. (2022年8月26日)2022年9月1日閲覧。</ref>ため、広告は絶対に許せないChromeユーザーは、年内に他のブラウザに乗り換える事をお勧めする。
==注記==
==注記==
<references />
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