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===AdGuard日本語フィルタ===
===AdGuard日本語フィルタ===
 AdGuardによって作成、管理されている<ref name="adgjap">[https://github.com/AdguardTeam/AdguardFilters/tree/master/JapaneseFilter/sections <nowiki>AdguardFilters/JapaneseFilter/sections/</nowiki>]. AdguardTeam . 2022年8月23日閲覧。</ref>オープンソースの日本向けフィルタである。スマートフォンでの使用にお勧めする。AdGurdアプリケーションではワンタップでインポートできる。
 AdGuardによって作成、管理されている<ref name="adgjap">[https://github.com/AdguardTeam/AdguardFilters/tree/master/JapaneseFilter/sections <nowiki>AdguardFilters/JapaneseFilter/sections/</nowiki>]. AdguardTeam . 2022年8月23日閲覧。</ref>オープンソースの日本向けフィルタである。スマートフォンでの使用にお勧めする。AdGurdアプリケーションではワンタップでインポートできる。
==DNSフィルタリング==
====DNSとは?====
 DNSとはDomain Name Systemの略です。 “インターネットのアドレス帳”と考えてください。お使いのブラウザやアプリが認知できないドメイン名を、認知できるIPアドレスに変換するためにこのDNSという"アドレス帳"を使います。ルーターなどを初期設定からいじっていなければお使いのプロバイダーのDNSを利用していると思います。
====DNSフィルタリングの仕組みは?====
 DNSフィルタリングを使用すると、ブラウザやアプリが“不正な”リクエストを送信するたびに、AフィルタリングサーバーはIPアドレスを返信せず、代わりにNULLレスポンスを返信します。
====DNSフィルタリングのメリットデメリット====
=====メリット=====
 無料で始められる。機種依存がない。余計なソフトウェアを入れる必要がない。余計なソフトウェアを入れないのでバッテリーに優しい。DNSで弾くためブラウザ以外にも効果がある。
=====デメリット=====
 融通が利かない(ブロックしてほしくないサイトまで見られない場合がある)。どんな広告でも消えるわけではない。DNSサーバーの場所によってはレスポンスが悪くなる場合もある。必ずしも安全とは言えない場合もある。
====AdGuard DNS====
 [https://adguard-dns.io/ja/public-dns.html AdGuardが提供しているパブリックDNS]。AdGuard DNSは、広告とトラッカー(個人情報追跡)をブロックします。
*IPv4: 94.140.14.14 94.140.15.15
*IPv6: 2a10:50c0::ad1:ff 2a10:50c0::ad2:ff
 ファミリー保護サーバー 広告、トラッカー、アダルトコンテンツをブロックし、できる限りセーフサーチとセーフモードを有効にします。
*IPv4: 94.140.14.15 94.140.15.16
*IPv6: 2a10:50c0::bad1:ff 2a10:50c0::bad2:ff
====CloudFlare DNS====
 [https://blog.cloudflare.com/ja-jp/introducing-1-1-1-1-for-families-ja-jp/ Cloudflareが提供しているパブリックDNS]。マルウェア、フィッシング、その他のセキュリティリスクに関する潜在的な脅威をブロックします。
*IPv4: 1.1.1.2 1.0.0.2
*IPv6: 2606:4700:4700::1112 2606:4700:4700::1002
 ファミリー保護サーバー マルウェアとアダルトコンテンツ
*IPv4: 1.1.1.3 1.0.0.3
*IPv6: 2606:4700:4700::1113 2606:4700:4700::1003
====Quad9====
 [https://www.quad9.net/ Quad9はIBM Security、PCH、GCAなどが共同で提供]。マルウェア、フィッシング、スパイウェア、ボットネットなどのさまざまな脅威をブロックします。
*IPv4: 9.9.9.9 149.112.112.112
*IPv6: 2620:fe::fe 2620:fe::9
==Google Chromeにおける広告ブロック拡張機能の制限==
==Google Chromeにおける広告ブロック拡張機能の制限==
 拡張機能はChromeの利便性を大きく向上させる一方で、セキュリティの低下や不正なアフィリエイトコードの挿入といった被害をもたらすこともあるため、Googleは2023年1月を目途に拡張機能の動作を制限するManifest V3への移行を進めている<ref name="gigazine">[https://gigazine.net/news/20220901-adguard-mv3/ AdGuardが世界初となるChromeの「Manifest V3」対応版広告ブロッカー「AdGuard Browser extension V3」をリリース - Gigazine]. log1l_ks. (2022年9月1日)2022年9月1日閲覧。</ref>。それを受け、AdGuardは8月30日に公式ブログを更新しManifest V3に対応した世界初の広告ブロッカーである「AdGuard Browser extension V3」をリリースしたことを発表したが、ユーザーが追加できる独自のルールには5000件の制限がありManifest V2時代のコンテンツブロッカーと比べるとあまり強力ではない可能性がある<ref name="gigazine" />。9月にはuBlock Originの開発者であるRaymond Hill氏により、Manifest v3に対応したuBlock Origin Minus(現在はuBlock Origin Liteと言う)が発表された<ref name="uboLite">[https://www.ghacks.net/2022/09/09/ublock-origin-minus-an-experimental-manifest-v3-compatible-extension/ uBlock Origin Minus: an experimental Manifest v3 compatible extension - ghacks.net]. Martin Brinkmann. (2022年9月9日)2022年10月10日閲覧。</ref>。こちらもAdGuardと同様に、Manifest V2時代と比べると特定の機能がサポートされない<ref name="uboLite" />。
 拡張機能はChromeの利便性を大きく向上させる一方で、セキュリティの低下や不正なアフィリエイトコードの挿入といった被害をもたらすこともあるため、Googleは2023年1月を目途に拡張機能の動作を制限するManifest V3への移行を進めている<ref name="gigazine">[https://gigazine.net/news/20220901-adguard-mv3/ AdGuardが世界初となるChromeの「Manifest V3」対応版広告ブロッカー「AdGuard Browser extension V3」をリリース - Gigazine]. log1l_ks. (2022年9月1日)2022年9月1日閲覧。</ref>。それを受け、AdGuardは8月30日に公式ブログを更新しManifest V3に対応した世界初の広告ブロッカーである「AdGuard Browser extension V3」をリリースしたことを発表したが、ユーザーが追加できる独自のルールには5000件の制限がありManifest V2時代のコンテンツブロッカーと比べるとあまり強力ではない可能性がある<ref name="gigazine" />。9月にはuBlock Originの開発者であるRaymond Hill氏により、Manifest v3に対応したuBlock Origin Minus(現在はuBlock Origin Liteと言う)が発表された<ref name="uboLite">[https://www.ghacks.net/2022/09/09/ublock-origin-minus-an-experimental-manifest-v3-compatible-extension/ uBlock Origin Minus: an experimental Manifest v3 compatible extension - ghacks.net]. Martin Brinkmann. (2022年9月9日)2022年10月10日閲覧。</ref>。こちらもAdGuardと同様に、Manifest V2時代と比べると特定の機能がサポートされない<ref name="uboLite" />。

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